久しぶりの縦走

ナマステ

 

夏も終わり、山での生活も残り5週間。

今年は用事と雨の日が続いてなかなか山に行けずにいましたが、

9月に入ってやっと山に行けました。

 

2泊3日

扇沢~爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳~八方

 

仕事後に爺ヶ岳登山口の扇沢駐車場まで移動し車泊。

 

初日

車内で目覚めるとそこは登山口なので、

 

パッキング、準備体操をして出発。

暑くも寒くもなく、天気は良好。紅葉も少し色づいてきており、

種池山荘まで気持ちのいい樹林帯とその後のパノラマの絶景。

すれ違う登山者の何人かに

『 今日は最高だね。 』

 

と声をかけられ、前日の移動の疲れと寝不足も吹っ飛ばされました。

爺ヶ岳を過ぎ午後からガスってきたところで、目的地の冷池山荘に到着。

その後テントを張るとまだ日中なのに気付いたら寝てました。

昼寝から目覚め、晩飯を食べると

前日の寝不足もあり日の入りとともに就寝。

 

2日目

ずっと寝てたのに寒さの為なかなか起きる気になれず。

 

やっとの思い出でテントから出るとテントが凍ってました。

 

天気は良好。

鹿島槍ヶ岳に近づくにつれ徐々に道が険しくなり

集中と緊張により溜まる疲労。

鹿島槍ヶ岳を越え、キレットを越え

キレット小屋で昼休憩をとるが、目的の五竜山荘までまだ半分。

ずっと見えていた剱岳も午後からはガスってきて

キレット小屋~五竜岳~五竜小屋までも

僕らにとっての難所が何度もあり、

五竜小屋でテントを張る頃にはクッタクタでしたが、

無事に1日が終わり、疲労と安堵感でぐっすり寝れました。

 

 

3日目

ちょうど目が覚めると日の出のタイミングでした。

久しぶりに日の出を見ました。

みるみるうちに夜が朝に変わり、

 

劇的な空の色の変化は、1番感動的なシーンでした。

 

最終日も快晴。

五竜山荘から唐松岳まで歩くと、唐松岳は日帰りでも登れるため、

老若男女、ジーパンから本格的な人まで登山者だらけでしたが、

八方尾根は絵はがきの用な景色が続き、

 

最後のロープウェイも涼しい風が気持ちよかったです。

3日間全て天気が良く、緊張と疲労は溜まる一方でしたが、

溜まった何かが発散される場面も多々あり、

 

楽しい山行になりました。

三日間ずっと見えていた剱岳

五竜岳

 

八方尾根からの白馬三山

 

もう10月、山での生活も残り5週間。

和歌山、神戸でのWSまで2週間。

インドまで7週間。

日々大切にしていこうと思います。