ナマステ
遅くなりましたが
明けましておめでとうございます。
こちらマイソールでは2ヶ月目に突入し、
平日のマイソールクラスの練習時間が早くなり、
毎朝4:30(シャラの時計は20分早いため実際は4:10)から練習に励んでいます。
毎月生徒さんが入れ替わるため、少しずつ時間が早くなるんですが、
4:30から練習に参加するのは今回が初めてです。
シャラが空くと、みんな好きなところ(人によってはお決まりの場所)にマットを引いて練習をスタートし、
15分ぐらいするとシャラート師がチャンティングをします。
初めてのことなので当たり前ですが、今までに味わった事がない、
とても神聖な雰囲気です。
淡々と日々が過ぎていくので、新年を迎えた感はあまり強くなかったのですが、
今年も自分なりの目標を持って日々大切に過ごしていこうと思います。
年末のカンファレンスで
『 ヨーガをもっと深めていくならば、
今まで行っていた様々なことをやめなければいけない 』
とシャラート師はおっしゃっていました。
今年は帰国後から新生活が始まるので、
あれをしよう。これをしよう。などと妄想していましたが、
やめなければいけない悪しき習慣の方が多いので
出来るだけシンプルな生活を送れるように心がけたいです。
『 マイソールクラス 』
前途しましたが、今年は帰国後から新生活がはじまります!
というのは兵庫県神戸市にある studio SUNDARI さんでマイソールクラスを担当させて頂くことになりました!
『 アシュタンガヨーガの実践を深めたい 』という気持ちに後押しされ
2012年始にシャラート氏のいるマイソールに来ました。
マイソールでの練習の素晴らしさを言葉で表現するのは
僕の文章力ではうまく書けないのですが、
実践を通していろんな事に感動し、いろんな事を知り、いろいろと再認識しました。
また、多くの先輩方、同志と出会いました。
さらにはゴアのロルフ氏、マーシー氏の存在を知り、
彼らの元で練習する事もできました。
一度目のマイソールに来る前から毎年インドに通うつもりで日本を出たのはいいものの、
具体的な将来のプランなど無いままだったので、
インドで出会った師や先輩方には多くの影響を受け、憧れ、
恐れ多いですが、帰国する頃には彼らが僕の人生の目標になっていました。
そして
『 いつかマイソールクラスをやりたい 』
と思うようになりました。
もちろんそれは『 いつか 』の話しで、
帰国後はすぐに働かなければならず、それもすぐにインドに向けて辞めなければいけませんでした。
帰国2日前、気温48度のデリーで、ネットで短期住み込みのバイトを探し、
見つかったのは長衛荘(現 北沢峠こもれび山荘 )という山小屋での仕事でした。
学生時代から旅が好きだった僕には最高の仕事でした。
南アルプス国立公園内という自然環境と、
ヨーガと渡印を応援してくれた支配人夫妻のおかげで、
インドでの練習と山小屋バイトを繰り返すことができ、
今年も無事にインドでヨーガの練習が出来ています。
それはそれでいい生活だったのですが、
インドに来る度に
『 いつかやりたい 』の『 いつか 』が待てなくなってきて、
昨年、マイソールクラスをやらせて頂ける環境を探していたところ、
スンダリ代表のサヤカさんが了承してくれ、このような機会を与えてくれました。
アシュタンガヨーガの実践は
『 最初の10年は初心者 』
と言われる世界なので
正直、僕自身の経験の少なさが
『 早すぎのでは ? 』
と思い、いろいろと葛藤したのですが、
それらも全てサヤカさんが受け入れてくれたので
マイソールクラスを行えることになりました。
学生時代から好きな事、やりたい事をやる為に仕事をしてきました。
何をするにもお金がかかり、お金が貯まれば仕事を辞め、
残金がなくなる頃(もしくは無くなってから)、また仕事をする。
日払い、住み込み、派遣、農業、漁業、工場、調理、販売、接客など、
今日まで様々な仕事をして、好きなことにお金を使ってきましたが、
好きな事を仕事にするのは初めてです。
そして、好きな事を仕事にするのが一つの目標でした。
やりたい事が何かという事に気付くのにも時間がかかったし、
気付いてからも時間がかかりました。
過去を振り返るとわかりますが、
これは僕の人生の転機です。
尊敬し、憧れている師や先輩方のようにはいかないでしょうが、
僕自身がパランパラの流れの一部になれるよう精進していきます。
4月末からスタートできるように準備していくので、
神戸、関西の皆さん、よろしくお願いします!
そして昨年もお世話になった皆さん、今年もよろしくお願いします!
Om shantih