夕方のヨーグルトには要注意!

 

ナマステ!

 

いや〜、ヤラレました。

題名で想像できますか?

 

一昨日最高の練習で気分が上がった状態でブログを書いて、

その後、夕食を食べて、帰りにヨーグルトを買って帰宅。

 

インドの売店で売っているヨーグルトは袋詰めで10ルピー( 約20円 )。

フルーツに入れて毎年結構頻繁に食べていました。

だから大丈夫だと思っていました・・・。

しかしこのヨーグルトは賞味期限が当日のみ。

朝になると売店の前に置かれていることもあり、

朝に買う人が多いんだと思います。

いつも朝買うことが多かったから、気にしていなかったけど、

長い時間外に置いてあることも多いのかな?

また、雨が多いこの時期は停電も多く、

冷蔵庫が止まっている時間も長いのかな?

その全てが原因なのかもしれません。

 

僕は夕食後16時頃にちゃんと日付を確認して買い、

ケイコと二人でマンゴーを入れて食べました。

 

18時就寝、

そして21時頃、ケイコが突然の不調を訴え嘔吐。

それが夜中まで続きました。

それから腹痛。そして下痢。発熱。

 

僕は夜中まで大丈夫でしたが、

ケイコと全く同じものを食べているので、

もちろん時間差で僕にも症状がでました。

幸い僕に関してはすでに消化していたらしく、

嘔吐はしませんでしたが、強烈な下痢と腹痛。

脱水症状になったら困るので、水を一杯飲むと、

5〜10分後には1杯分の下痢。

 

ですが、僕はケイコよりは症状がましっぽかったので、

( 症状がでるのが少し遅かった )

am3:30に練習に向かいました。

 

4時からの練習が始まった時には完全に身体はおかしくなっていて、

全くマットを押せない。

そして、

『 絶対に漏らしてはいけない! 』

という思いで僕の意識はムーラバンダに注がれました。

いつもとは違う質の汗をかき、

ハーフプライマリーを過ぎたあたりで

関節痛を感じ始め、

胃か腸かわからないけど、内臓が痙攣してきました。

確実に身体の隅々に何かしらの菌がまわっているのを感じていましたが、

全身土砂降りの汗をかいていたので、

『 汗で全部だしきれるのでは? こんな時の練習がどういう影響を及ぼすのかを知るいい機会だ。』 

と開き直り、最後まで続けました。

 

そして、いよいよクライマックスのカポーターサナがやってきて、

とりあえず踵は目指さす、形だけでもやって呼吸を整えよう。とスタート。

5呼吸してBに移行する途中に

今シーズンアシスタントをしているバンコクのブンチュー先生がきて、

『 足をもっと押して! 』

と言われてアジャストにきてくれましたが、

喋れない体勢なので一度寝そべって

『 腹が痛くてできない。』

と伝えギブアップ。

 

ウールドヴァ・ダヌラーサナは3回やったけど、

腕も脚も全く押せず、ドロップバックができませんでした。

別のアシスタントの方が来てくれて一緒にドロップバックをしてもらって、

どうにかレギュラーの練習を終え、

更衣室に入りフィニッシングをすると( フィニッシングは全員更衣室で行う )

緊張の糸が切れたのか、朦朧としてきました。

 

家に帰ると、案の定僕も熱が出て悪寒と関節痛。

夜中から熱が出ていたケイコは練習を休んだけど、

更に熱が上がっていました。

( 発熱がある場合は練習を休んだ方がいい。)

幸いにも康平は元気でしたが、

僕たちが動けないため、康平も困っていました。

 

僕が練習を終え帰宅するのは6時前なのでまだ薬局はやっていません。

11時頃僕だけ薬局で買った薬を飲んだけど、

ケイコは調子が戻らないので、近所の病院に行きました。

授乳中ということを伝えると、

授乳中でも大丈夫な薬をだしてもらいました。

ちなみに診察代は100ルピー(約200円)、薬は150ルピーでした。

 

帰りに晩御飯をテイクアウトして、

少しだけ食べ、就寝しようとすものの、

昼間全く遊べなかった康平は元気でなかなか寝付けず、

それでも僕は20時には寝たかな?

 

さて、そして今日の練習。

薬のおかげで熱も下がり、下痢も収まったけど、ちょっとダルさが残っていました。

でもほとんど大丈夫でした。7割方回復したかな?

夜まで関節痛があったので今日は頑張らないつもりでしたが、

カポターサナは昨日よりは腕も脚も押せたけど、まだまだ踵は遠い。

昨晩まで病んでいたから今日はこの5呼吸で終わろうと思っていたら。

『 脚を押して! 』

とまたしてもブンチュー先生の声。

『 やめてー! 』

と言いたかったけど、すでに僕の手首を掴まれていたので(笑)

あとは身を任せるしかなく、自分の意図とは無関係に踵を掴みました。

( あの状態だと喋ることができない。)

 

そして、バックベンド。

今日はバックベンドのタイミングが多くの練習生とかぶり、

自分で3回した後に少し待ちました。

するとまたしても目の前にやって来たのはブンチュー先生。

心の中で

『 来たなブンチュー。』

と呟き身を任せると、

『 Walk・・・Walk・・・。』

踵まで行ったら(僕の)足首をつかまされると思い、

少し手前で止まり5呼吸しよとすると、

手首を掴まれました。

『 まさか・・・。』

と思ったらやはりそのまさかで、

足首を掴まされました。

左手も同様に足首を掴んだ時に

『 んん! 』と口を閉じたままでの声が出ると、

『 なに?もっとか! 』と勘違いしたのかな?

もうちょっと上に掴み直されました。

本日2回目

『 ブンチュー!! 』

と心の中で叫び、今日の練習を終えました。

 

フィニッシィングが終わり、着替えて更衣室を出るとシャラート師に

『 キャッチしたか? 』

と聞かれ、

カポターサナもバックベンドもキャッチしたから、

『 キャッチしました。』

と答えた後に

『 自分じゃ到底無理だけど、掴ませてもらいました。 』

と心の声で言いなおすと、ふっとまたブンチュー先生のことが頭をよぎりました。

帰り際にブンチュー先生の前を通ったので、

『 センキュー ブンチュー! 』

と言うと、笑顔で答えてくれて

今日の練習を終えました。

 

 

しかし、僕なりに気をつけているつもりなんですが、

インドは小さな隙も見逃さず、( 大きな隙だったのかも )

早くもやられてしまいました。

今年1番の絶好調だっと状態を手放す練習だったのかな?

 

楽しいだけじゃ済まないのが楽しい秘訣と常々思いますが、

アシュタンガヨーガもインドという国もそれがとてもわかりやすいです。

 

なにはともあれ、もう夕方のヨーグルトは卒業です。