決断基準


パンクロックが大好きだった大学生の頃、
人並みに日常や将来のことを悩むことがありました。

ある時 Rock 好きの人から
『 判断や決断に悩んだら、Rock な方を選択する。』
という意見を聞き、とても感銘を受けました。

そのおかげで僕は在学中の4年間一度も就職活動をせずにすみ、
卒業後すぐにオーストラリアに2年間の旅に出ることができました。

その後の僕の選択基準は頻繁に変わり
・スリルがある方
・ワクワクする方
・楽しそうな方

などなど、選択を迫られた時になるべく損得で判断しない基準、
その時は大変でもいつか笑い話になりそうな方を選ぶようになりました。

それから時は経ち、2年前だったかな?
トシ・アムリタ氏が
『  セイヤマン、( 彼はなぜか僕をそう呼ぶ)
常に成長できる方を選択することがヨギーの生き方だ。』
( というニュアンスのこと )
を言っていました。

僕はその言葉に Rock 以来の感銘を受け、
それ以来僕は選択を迫られた時には
『 成長できる方 』
を選ぶようにしています。

不思議かな?
おもしろいのかな?

この基準になってからは
ほとんどが
・面倒くさい方
・やりたくない方
・嫌いな方
を選ぶようになってしまいました。

自分にとって成長できる方を選択するということは
今の自分に足りないこと
今の自分に必要なこと
今の自分がやるべきこと
などを選ばされるようになるのです。

そして、これまたおもしろいことに
面倒くさくて、やりたくなくて、嫌いなことなのに、
終わってみると確実に自分自身のどこかしらに成長を感じることができ、
小さな自信を得ることができ、
さらには、繰り返すことにより
嫌なことにチャレンジすることが楽しくなり
楽な方を選択することがつまらなくなってくるのです。


人生は日々選択の繰り返しです。

何か選択の基準を作ると
選択を悩む時間が減り、
人生が楽になるように感じています。