ナマステ!
いきなりですが、昨日の続きから書きます。
就寝1時間前から携帯、パソコン、テレビをやめると
最初はかなり暇に感じる方が多いかと思います。
そこで僕なりのオススメで特別なことではないのですが
『 読書 』
なんてどうでしょうか?
ほとんどの方は寝て起きたらヨーガの実践から1日を始めていると思うので、
もちろん、ヨーガの本を読むのは良いですよね!
アシュタンガヨーガの本は数冊しか出版されていないし、
『 ヨーガスートラ 』も検索すればすぐに出てくるので、
ヨーガの本は今日は紹介しません。
今日はヨーガとは全く関係ないけど、
読めば明日からのヨーガの実践がめちゃくちゃ楽しくなる本を数冊ご紹介します!
皆さんの魂が興奮することでしょう!
( 興奮したら寝れないですね 笑 )
まずは有名どころからいきましょう!
『 走ることについて語るときに僕の語ること 』 村上春樹
村上春樹さんはランナーなんですよね。
しかもかなり本気です。
僕が『 継続 』という行為に様々なことを考えるようになったのは
この本の影響がとても強いです。
村上春樹氏の他の本を読むときにも彼が走りながら書いていると思うと
今までとは違った印象を受けます。
ちなみに僕は走りません。
誰が読んでもとても読みやすい本だと感じるので一番最初にあげました。
『 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 』 増田俊也
僕は90年代後半からの格闘技ブーム絶頂期に総合格闘技にとてもハマりました。
漫画『 刃牙 』なども同時期ですね。
『 プライド 』は毎回必ず見たし、
埼玉スーパーアリーナ、東京ドームにも何度か観に行ったことがあります。
きっとあの時代に総合格闘技にファンになった方も多いと思いますが、
ヨーガに何の違和感もなく興味が湧いたのもヒクソン・グレイシーがヨーガを実践している姿がテレビでよく流れていたからです。
さて、この本は格闘技ファンなら1度は耳にしたことがあるであろう、
20世紀世界最強の男、木村政彦についての本です。
「 木村の前に木村なく、木村の後に木村なし 」
全日本選手権13年連続保持、15年間無敗の鬼の木村です。
内容が濃すぎて本の説明はできませんが、
木村政彦だけではなく、力道山や大山倍達、牛島辰熊、岩釣兼生など、
登場人物全員が波乱万丈な人生を歩んでおり、
何度も泣きながら読みました。
最初は電子書籍で購入しましたが、
あまりにも良い本なので文庫本で再購入。
そして、この本を書いた増田俊也氏はなんとこの本を書き上げるのに
18年の取材執筆を元に書かれています。
どれほど内容が濃ゆいものかが想像できると思います。
ちなみに僕は格闘技はやったことがありません。
『 七帝柔道記 』 増田俊也
『 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 』を読むと、
柔道という格闘技に興味が湧くことでしょう。
そして、増田俊也氏自身の学生時代の青春小説なのですが、
ここでの柔道は僕たちが知っている柔道とは全く別物の柔道です。
これを青春と呼べるのだろうか?
めちゃくちゃ面白いのですが、これまた涙なくして読めない本です。
こんな学生生活を送ったからこそ、18年もかけて
『 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 』を書き上げることができたのでしょう。
個人的には『 七帝柔道記 』の方が登場人物が普通に近い人なので親近感があり好きです。
前途したように僕は格闘技未経験で、柔道なんて全く興味ありませんでしたが、
( 実際今も興味はない )この本に出会えて本当に良かったと思っています。
こちらも電子書籍で購入後、改めて文庫本で購入。
他にも増田俊也氏の本を進めたいのですが、まずはこの2冊ですね。
『 ソロ 単独登攀者 山野井泰史 』 丸山直樹
登山が好きな人は山野井泰史氏の名前を聞いたことがある方も多いと思います。
山の世界を知っている人はあの世界がいかに非日常な世界かわかると思いますが、
世界トップクラスの登山家がいつでも簡単に死ねるような世界です。
話が無茶苦茶すぎて、なんでそんなことするの?と理解不能なんですが、
とても魅力を感じるし、そんな人に魅了されてしまうのは不思議です。
山野井さんの仰天エピソードの一つが
18歳の高校生の頃に顔面ごと岩に叩きつけられ、前歯が折れずに歯茎に突き刺さってしまい、
全ての前歯が鼻のなかまでめり込んでしまったそうです。
そのまま山梨から千葉の実家まで電車で帰ったというのもすごいけど、
あまりの激痛をこらえる為に荒治療として左手の親指を岩に叩きつけて潰したという。
ちなみに奥様の妙子さんもクライマーで現在夫婦合わせて28本の指を失っています。
あれ? 指って何本あったっけ? と、ちょっと確認しちゃいますよね。
とてつもない精神力の持ち主の話なので弱気になった時にページをめくると
いかに自分の置かれている環境や状況がピンチとは呼べないような優しい出来事だと実感できるので、安心作用がある本です。
生きるか死ぬかの瀬戸際に比べたら僕のピンチなんて屁です。
さて、今回は何かに打ち込みたくなるような本を選んでみました。
僕の超個人的がチョイスですが、読んでもらえたらきっと皆さんの感情も揺さぶられ、
元気とやる気が湧き出し、明日の練習が今以上に楽しみになることでしょう!
では!