先輩から感じること。

 

ナマステ!

 

こちらインド・マイソール。

3週間が過ぎ、来週の1週間で折り返しになります。

 

昨日までの先週の1週間はムーンンデイなしの6日間の練習。

日々様々ことを感じ、最終日の土曜日の練習後にカンファレンスがあり、

とても良い気持ちで1週間を終えました。

こうして週を振り返ると何を書こうか悩んでいます。

 

本当に思うことが沢山あります。

先週は自分の練習での出来事や気持ちや考えが多かったので、

ちょっと違うことにしましょうか。

 

う〜ん。今ちょっと考えたんですが、

一番最初に頭に浮かんだのが

Maiami Life Center  の

Tim Feldmann について。

 

ティムはアシュタンガヨーガを長く実践しているので、

奥さんのキノ・マクレガーと共にアシュタンガヨーガ界ではとても有名な先生です。

そして、もちろん現役で KPJAYI に通ってシャラート師の元での練習を積んでいる方です。

昨年は奥さんのキノと共に大阪にも来ていましたね。

今シーズンは一人で KPJAYI に練習に来ていました。

僕はマイソールに来てすぐにティムを見かけ、

彼のようなとても実践の長い方と同じ時間に同じ空間で練習することに

ここKPJAYI ならではの嬉しさを感じていました。

が、僕はティムがどんな人か知りませんでした。

 

僕はいつもシャラの中では1番前の列で練習をしていますが、

アドバンスの練習をしている練習生は4列目を好む方が多く、

練習中に近くにいることはないのですが

 

この3週間、マイソールクラスではいつも同じ時間に練習が終わります。

 

ティムはいつも誰かと楽しそうに話しをしています。

『 いつ、どこで見ても彼は良い人だ。』

と僕は確信し、1週目に彼が一人で朝ごはんを食べている姿を見て声をかけにいきました。

彼は僕の下手な英語にとても丁寧に耳を傾けてくれて、

『 セイヤ? スペルはどんなスペル? ヤはスペイン語でよく使うよ。

 Say YA ! ね! OK! 』

と、とても気さくな人でした。

 

それ以来、更衣室で着替えてトイレの順番待ちの際や練習後のココナッツ。

町で見かけた時など、彼と目が合うと僕は会釈をするのですが、

いつも笑顔で答えてくれます。

また、先週の練習後にココナッツを飲んでいた彼が帰り際の僕に

『 ・・・ Say YA !(思い出したように)』

と名前を呼んでくれました。

 

あれ以来話しをしていないのに、覚えにくい日本人の名前を覚えてくれていたことに僕はとても嬉しかったです。

 

その次の日の練習後のココナッツでは何個か質問を考えておいて、

ティムに聞いてみました。

・太陽礼拝Bの1呼吸目について

・セツバンダーサナの手の位置について

 

前回の朝ごはんの時と同様に

アメリカ人の彼は僕が相手の時は少しゆっくりとわかりやすい英語を使ってくれ、

( こういう心遣いが超嬉しい。)

丁寧にそしてユーモア溢れる回答をしてくれました。

( この回答はとても面白かったので、クラスでシェアしますね!)

 

何度かKPJAYI に練習に来て見て感じるのは

そのシーズンごとに雰囲気があります。

そして、今シーズンに関してはティムが4時からの練習組や

インターミディエートレッドクラス(僕は参加していません。)の雰囲気をとても良くしてくれているように感じます。

彼の立ち振る舞い。先輩としてのみんなへの気遣いを

僕みたいな英語が苦手なアジア人にも対しても同等にしてくれます。

彼の周りにはいつも暖かい空気があります。

 

2016年にマイソールでニュージーランドのピーターサンソンにお会いした時にも

同じようなことを感じました。

 

いつものことですが、あくまで僕の個人的意見ですよ。

ティムやピーター、もちろんシャラート師やロルフのような方達に会うと、

『 自分らしくありたい。』

と思うよりも、

『 彼らのような人間になりたい。』

という気持ちが強くでてきます。

 

彼らにあって僕にないもの。

もしそれもヨーガの実践を通して得られるものならば、

いつか僕も彼らのような人間に近づきたいです。