マイソールクラス について ②

 

ナマステ!

 

今日は新月の為、朝のマイソールクラス はお休みでした。

新月と満月の日はアシュタンガヨーガ実践者は練習を休みます。

 

さて、前回マイソールクラス について書きましたが、

今日も続きを書いてみますね。

 

アシュタンガヨーガではシークエンス( ポーズを練習する順番 )が決められていて、

一つづつ覚えながら進めていきます。

が、時々(もしくは連続で)難しいアーサナが登場します。

アシュタンガヨーガのシークエンスでは

今行なっているアーサナができるようになると

次のアーサナを練習する準備が整います。

仮に難しいアーサナを飛ばして次のアーサナにチャレンジしても

ほとんどの場面で次のアーサナもできないことが多いです。

そして、できないアーサナに向き合うことが

アシュタンガヨーガの大きな魅力の一つです。

 

何年も次のアーサナに進めないという話は珍しくありません。

その間にそれまで行なっている全てのアーサナを見直し、

深めることができるし、

自分の身体的特徴や性格の癖なども自覚できます。

更には原因が生活習慣から来ている場合は

生活習慣ですら変えることができます。

 

これがもし次から次へとアーサナを増やしてしまうと

必ず無理をする場面が来るし、

痛みや怪我に繋がる可能性が上がります。

 

アシュタンガヨーガが安全性にとても気をつけている練習スタイルということは

上記の理由からもわかると思います。

 

またどれだけアーサナが増えて行っても

練習時間が2時間半を過ぎることもありません。

( だいたいの目安です。 過ぎる人も中にはいると思います。)

これは、ある程度進むとプライマリーの中盤のシークエンスを削ったり、

スタンディングシークエンスの途中からインターミディエートの練習に飛んだりします。

現在 KPJAYI ではシャラジが個人的に曜日毎でカットする内容を変えるように指示することもあるので、マイソールクラス での練習でどれくらいアーサナをカットするかは

先生と生徒の関係性によって変わる部分だと僕は認識しています。

 

アーサナの進み方、進ませ方についても

先生と生徒の関係性によって違います。

『 なぜあの人は次のアーサナをもらったのか? 』
『 なぜ私は進ませてもらえないのか? 』

これにはかなり個人差があります。

または、練習に来る頻度や、呼吸の深さ、痛みや怪我の有無、

身体的特徴、性格、ライフスタイル。

理由は様々です。

これについてもマイソールクラス の魅力の一つだと思います。

 

 

では、今日はここまで!

また次回続きを書きますね!